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大人の木育講座 第1回 報告 -  2022.11.14 Mon

10月31日(月)、札幌エルプラザ環境研修室にて西川栄明さんのコーディネートによる「大人の木育講座」を開催しました。
第1回の講師は、森林ジャーナリストの田中淳夫さん。
当日の参加者は40名余りで、高校生から森林や生物学専攻の大学生、木育マイスターや森林、林業、建築、行政の方々と幅広い顔ぶれでした。
講演のテーマは、「北欧の森にムーミンはいるか? ~フィンランドの森林と林業の虚実~」です。

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(田中さんのスライド資料より)

最初に「フィンランド林業は勝ち組?」との問いかけがあり、日本におけるフィンランド林業に対する田中さんからの問題意識が提示されました。
その後、田中さんが監訳を担当され8月に出版された話題の書『フィンランド 虚構の森』(アンッシ・ヨキランタなど、新泉社)についてのお話に続きます。同書はフィンランドの森林や林業の実態を紹介したノンフィクション作品で数年前にフィンランドでベストセラーとなり、日本人が思い描くフィンランドの森林とは異なる現状が赤裸々に記されています。

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従来のフィンランドの森や自然のイメージとは異なる状況について、具体的な写真を見ながらのお話しには強い説得力がありました。

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次に、田中さんが森林ジャーナリストの視点から日本の林業の現状と問題点、さらなる課題などについてお話しされました。その中には日本の林業政策のこれからを示唆する大切な視点が含まれていたように思います。

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最後に、森のようちえん全国大会の取材を通して感じた、木育の可能性にも触れ、幼児期から林業への関心を育むことに期待を持っているとのことでした。
質疑応答タイムでは、林業関係や研究者、学生さんから活発な質問や意見が出て、予定時間をオーバーするほどでした。

◇大人の木育講座 第2回 開催のお知らせ -  2022.11.04 Fri

◆大人の木育講座 第2回
テーマ:トドマツ、カラマツ、スギ。材質は、どこがどう違うのか。
~林産試験場の研究者が、わかりやすく徹底解説~

〇講師:大橋義徳(北海道立総合研究機構 林産試験場 技術部 研究主幹)
〇日時:2022年12月1日(木)19:00~20:50
〇会場:札幌エルプラザ2階 環境研修室
札幌市北区北8条西3丁目(JR札幌駅北口より徒歩3分)

今回の講師は、北海道総研・林産試験場研究主幹の大橋義徳さん。
長年にわたって、道産トドマツやカラマツなどの針葉樹の特性や利用技術の研究に携わってこられました。
大橋さんに、トドマツ、カラマツ、スギの材質の違いについて、わかりやすく徹底解説していただきます。

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上から、トドマツ、カラマツ、スギ

それぞれの材質の特徴、長所、短所。なぜ、同じ針葉樹なのに材質に違いが出るのか。
どのような用途に適しているのか。最近注目されているCLT(直交集成板)には、どの材が向いているのか。
木に興味のある方、これから住宅を建てる予定のある方、建築家、インテリアデザイナー、木育マイスターなど、さまざまな分野の方々にご参加いただければ幸いです。
木に関する仕事に携わっている方(木材会社、住宅メーカー、木工関係者など)、自治体の林務関係者などの皆さんには、日ごろの仕事で感覚的に把握されていることを、この講座で改めてご確認いただければと存じます。
「大人の木育講座」では、質疑応答時間をたっぷりとって、講師と来場の皆さまとの交流をはかります。
どなたでもご参加いただけますので、どうぞお越しください。

〇参加費:500円(学生と木育ファミリー会員は、無料)
○定員:50名 *定員になり次第、申込を締め切ります。
〇主催:木育ファミリー
〇申込:参加ご希望の方は、下記メールアドレスよりお申し込みください。
その際、題名を「12/1講座申込」と標記し、メール文に、1) 氏名 2) 所属(職業)の記入をお願いいたします。 *学生と木育ファミリー会員の方は、その旨を必ずご記入ください。
family@mokuiku.net(木育ファミリー事務局)

〇講師プロフィール:大橋義徳(おおはし よしのり)
北海道立総合研究機構 林産試験場 技術部研究主幹。
1969年生まれ。道産針葉樹材(トドマツ、カラマツなど)を用いた木質材料の製造技術・利用技術の開発などの研究に取り組んでいる。近年はCLTを主要テーマにして研究。
2010年、日本木材学会技術賞(国産材を用いた木質I形梁の製造技術・評価手法・利用技術の開発)。2014年、北海道科学技術奨励賞(北海道産人工林材の利用拡大に向けた高性能な木質構造材料の開発及び実用化)。

道民森づくりの集い2022報告 -  2022.10.18 Tue

10月2日にサッポロさとらんど にて「道民森づくりの集い」が開催され、木育ファミリーは展示、実演、物品販売として出展しました。

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当日は交流館とセンターの二箇所の会場に分かれ、さとらんどセンターの二階には『食育✕木育』キッズコーナーが同日オープンし、木製玩具や、道南スギ製のコーナーなど、体験待ちの行列ができるほどの人気ぶりでした。また、一階では、木育マイスターによるワークショップも行われました。

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さとらんど交流館では13団体が参加して、展示、販売、体験などでにぎわいました。
木育ファミリーのブースでは、木育グッズやパネルの展示、削り馬を持ち込んでの削り馬ツリー製作などの実演展示を行いました。

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販売品は『木のたまご』や、会員が製作した削り馬ツリー、トンカチ、ブンブンごまなど。中でもブンブンごまは子どもたちに好評で、皆さん購入したその場で作り方を教わりながら組み立て、回し方もレクチャーしてもらい楽しく遊んでいました。削り馬ツリーは会員が実際に製作するところを興味津々でご覧になり、なかには気に入ったものを購入される方もいました。
普段、販売などは不慣れなので少し不安でしたが、予想外に盛況で、たくさんの笑顔に出会うことができました。ささやかではありますが、木育の学びと楽しさを、来て下さったお客様と私たちが共有できたと思える一日でした。

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◇大人の木育講座 第1回 開催のお知らせ -  2022.09.28 Wed

木育ファミリーでは、このたび木育カフェの一環として、社会人や学生向けに木や森に関するテーマで、セミナー「大人の木育講座」を不定期開催することにいたしました。セミナーでは、専門家の講演の後、質疑応答時間をたっぷりとって、
来場者の皆さまの理解を深めていただく所存です。

◆大人の木育講座 第1回
テーマ:北欧の森にムーミンはいるか?
~フィンランドの森林と林業の虚実~
〇講師:田中淳夫(森林ジャーナリスト)
〇日時:2022年10月31日(月)19:00~20:50
〇会場:札幌エルプラザ2階 環境研修室 
札幌市北区北8条西3丁目(JR札幌駅北口より徒歩3分)

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第1回の講師は、森林ジャーナリストの田中淳夫さん。8月に刊行された話題の書『フィンランド 虚構の森』(アンッシ・ヨキランタなど、新泉社)で監訳を担当されました。同書はフィンランドでベストセラーとなった、フィンランドの森林や林業の実態を紹介したノンフィクション作品。日本人が思い描くフィンランドの森林とは異なる現状が赤裸々に記されています。
田中さんには、監訳してわかった「フィンランドの森林と林業の虚実」と合わせて、日本の林業の課題などについても語っていただきます。また、森のようちえんや木育・森育楽会などの取材を通して感じた、木育の可能性にも触れてもらいます。
どなたでもご参加いただけますので、どうぞお越しください。

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〇参加費:500円(学生と木育ファミリー会員は、無料)
○定員:50名 *定員になり次第、申込を締め切ります。
〇主催:木育ファミリー

〇申込:参加ご希望の方は、下記メールアドレスよりお申し込みください。
その際、題名を「10/31講座申込」と標記し、メール文に、1) 氏名 2) 所属(職業)の記入をお願いいたします。 *学生と木育ファミリー会員の方は、その旨を必ずご記入ください。
family@mokuiku.net(木育ファミリー事務局)

〇講師プロフィール:田中淳夫(たなか あつお)
1959年生まれ。静岡大学農学部林学科卒業後、出版社、新聞社等を経て、フリーの森林ジャーナリストに。森と人との関係をテーマに執筆活動を続けている。主な著書に、『虚構の森』『絶望の林業』(ともに新泉社)、『森林異変』『森と日本人の1500年』(ともに平凡社新書)など。

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*参加者の皆様へのお願い:マスク着用の上、ご参加ください。当日、体調不良の方は、ご参加をお控えいただければと存じます。

木育は楽しく人を繋げるマテリアル -  2022.09.12 Mon

木育異端児の天声樹語(12)

木育ファミリーになると
会員証として
「木育のタマゴ」が貰える。

それが今年で10個
全10種類の樹木の
木育のタマゴがそろった。

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木育ファミリーになって
10年も経ったのかと
これまでを振り返ってみた。
やはり
木育は人を繋げる素材であって
目的ではなくひとつの手段だと思う。

木育とか
いわゆる環境教育の効果は
いろいろとあるが
良いからするのではなくて
自分も含めて
結局は≪ 楽しいから ≫
続けているのだと思う。

あれも木育、これも木育
というだけあって
木育を軸にすれば
『たくさん楽しいこと出来るよ!』
これが根底にあるから
組織も長く続いているし
だから苦労も出来るし
自分も
これまで参加し続けてきた。

大人の社会は
理由を付けなければ
まわらない。
だけど
その理由が
目的になると
続かない。

他を見ても
続くコミュニティは
シンプルに楽しいからなのだと思う。

なんだかんだと
ごちゃごちゃと
格好つけたり
屁理屈こねたりしても
結局は最終的には
楽しいか
楽しくないか
それだけ。

楽しむためには
苦労が付いてくるときもある
楽しい【たのしい】と
楽【らく】は別物だから。

イベントをするにも
大なり小なり苦労はつきもの。
それは当たり前

「木育で何か良いことを!」
なんて意気込まず
楽しいことすればいいの。
木育には
そのポテンシャルがあるから大丈夫。

さぁ、YOUも木育をしよう!

(最終回)


◆木育マイスター デニーロ石谷

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