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木育ファミリー総会と木育カフェ -  2019.04.17 Wed

2019年度 木育ファミリー総会と木育カフェの概要をお知らせします。

 日時:6月29日(土)   
 場所:むかわ木育の学校
 内容:木育カフェ(午前中~14:00) 
     総会(14:00~15:00)※時間はおおまかな予定です

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場所は例年同様むかわ町穂別の「むかわ木育の学校」です。
むかわ町(賛助会員)は昨年の震災で大きな被害を受けました。木育の学校は倒木処理などをボランティアにご協力いいただき、ほぼ以前のように使える状態になっています。
いつもおいしいBBQなどで木育ファミリーをもてなしてくださるむかわ町の皆さんに、今年は木育カフェで、私達がおもてなしできたらと考えています。詳細は後日お知らせしますが、地域の方や木育ファミリー会員以外の一般参加も大歓迎です。時間に余裕のある方は是非ご参加下さい。

4月4日(木)運営委員3名で、木育の学校とむかわ町(穂別支所、本庁)へ、震災お見舞いと今後の木育活動について話し合いに行ってきました。町の復興と歩調を合わせて、むかわでの木育も進めていきたいと思っています。

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学校の裏庭「和泉公園」

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木育ファミリー教室(1)

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木育ファミリー教室(2)


旅は木育、世は情け(3/3回)観光編 -  2019.04.17 Wed

木育夫婦 大いにはしゃぐ。
有名どころの観光地をめったに訪れることのない私たちだったが、全然観光客らしい所に行かなかったわけではない。人並みの旅をしたいとココロから願う妻の「脅し」が功を奏して、夫のため息を背中に聞きながら、人混みの中に果敢に突っ込んで行く日も、数少ないながらあったのだ。

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宮島の『厳島神社』は、冬の海に浮かんでいた。季節がら、内地から島に渡るフェリーは多少波を被って揺れたが、島に着いてしまえばそう寒くもなく、この程度は私たち道産子夫婦の敵ではない。しかし、人の多さと神社のくせにまわりを囲む木の少なさに(当たり前だ、水の上なんだから)飽きあきした夫は、美麗に並ぶ丹(朱)塗りの柱をそっとコンコンしながら、「これ、ほんとに木かなぁ。コンクリじゃないの? 」と、いちゃもんを付けている。こらこら、神様に怒られるよ。

普通の寺や神社はさいわいにも、夫の大好きな木がたっぷりある。好物の木を堪能しながら、肝心な寺社はさらっとお参りするだけ。普通の人は行かないような奥の方まで木を求めて歩き廻るので、必然的に歩く距離は長くなる。多少迷惑だが、妻も案外そういうところが嫌いではないので、めったに文句は言わない。

なかでも、和歌山の『高野山』はとても素晴らしかった。俗世から隔絶された宗教都市ともいうべきところで、不遜を承知でいうなら、まさにファンタジーの世界である。奥の院の杉林は聞きしに勝る神秘的な存在感に充ちていて、ユングのいう「集合的無意識」を可視化したなら、こうなるのではないかと思わせた。
あと56億6999万7400年後に如来となって降臨する弥勒菩薩と弘法大師を追っかけ出待ちする、名だたる武将とおカネもちさま方の供養塔の間を、杉の古木を拝み、すっかりハイになった私ら夫婦は、そのいきおいで高野山の中をあちこちとはしゃぎまわった。

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三鈷の松の下にしゃがみこんで、三本になっている葉っぱを拾い集めたり、金堂の前に並んで読経するお坊さんの大集団に追いかけ回されて、境内を走って逃げまどう恐怖体験をしたり。とはいってもこれは妻だけ。夫は離れた所で、ハラをかかえて笑って見ていた。(お坊さんの名誉のために言っておきますが、これは単にドンくさい私がことごとく、お経をあげて移動するお坊さんたちの進行方向に逃げていただけのことです)

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お堂を回すと(ホントは握りの付いている枠の部分がちょこっと回るだけ)中のお経を詠んだことになり、功徳が積めるという六角経蔵も力強くグイグイ回した。
私たち夫婦がお堂を回していると、後から来た人が、「何やってるんですか? 」と聞くので、「お経を回してるんですよ」と答えると、この夫婦のような能天気なやつらでも功徳が積めるんだ、と思われたのか、後からあとから皆、お堂を回しはじめた。ところが後で調べると、お堂は時計まわりに回すとなっている。なぁんにも考えていない私たちおバカさんは、反時計まわりに回してしまっていたのである。当然、私たちのまねをしてあとに続いたあの人たちも……。ああっ、ごめんねぇええ!

山口の岩国市を観光したとき、地元の人におすすめを聞いてかえってきたのが、「錦帯橋、岩国藩主吉川家の史料館、シロヘビさま、山賊」。『山賊』は山奥にぽつんとある、ドライブインのようなものである。それが錦帯橋に匹敵するほどの名所というのは、どういうことか。    
まあ、聞いてください、その「聞いておどろけ見て笑え」的なカオスのありさまといったら……。

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またしても予定文字数を大幅に超えてしまったので涙をのんで、ここで打ち切りとする。ただ最後に、ここまでお付き合いくださった方へお礼の言葉にかえて、高野山の僧侶にうかがった講話を記しておく。

わたしが経をよむ
経がわたしをよむ
経が経をよむ

私たちふたりの長いながい木育の旅も、いつかそこにとどけばいいと、願っている。


◆ようてい木育倶楽部/木育マイスター 斎藤 香里

しらかんばの「花」 -  2019.04.17 Wed

「しらかんばずかん」4月号

しらかんばの花粉が飛ぶ時期になりました。
花粉症の方にとって、つらい季節の到来です。

虫に花粉を運ばせる「虫媒花(ちゅうばいか)」の植物(例えばサクラ、ナナカマドなど)は、花を昆虫たちに見つけてもらえるよう、色や香など様々なアピールで目立たせようとするので、その彩は人も楽しませてくれます。
一方、風で花粉を飛ばす「風媒花(ふうばいか)」の植物(例えばシラカンバ、ミズナラなど)の花は、たいがいは地味で目立ちません。姿かたちも、目立つ虫媒花で一般的にイメージされる「花」とは異なるので、多くの場合、花だということにすら気づかれていません。

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風媒花であるシラカンバの花は枝先につき、花粉の飛散は芽吹き前の4月ごろから始まり、葉が開いてくる5月ごろに終わります。他の多くの風媒花の植物も、同様に芽吹きの前後に花粉を飛ばします。花粉を効率的に風に乗せたり、受け取ったりするには障害物となる葉が開ききる前の方が都合が良いのでしょう。
この時期のしらかんばは、枝先の「花」に注目です。


◆帯広の森はぐくーむ/木育マイスター 日月 伸

旅は木育、世は情け(2/3回)おどろき桃の木編 -  2019.03.18 Mon

おどろき、桃の木、山椒の木、ブリキにタヌキに……。
この続きを知っていますか?「男はつらいよ」のトラさんでは、「ブリキにタヌキに蓄音機」。
私の好きなアニメの「ヤッターマン」では「洗濯機」。でも、私がこの地口を最初に覚えたアーサー・ランサム著「ツバメ号とアマゾン号」の大好きなナンシーの口癖では「陸蒸気」。
おかじょうきとは、蒸気機関車のことで明治の初め日本初の鉄道が開業し、当時はたいへんな評判となったのでこんな言葉が流行ったのだろう。「古い!」と夫に一蹴されてしまった。
ともあれ、今回はへんな木のはなし。

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『ビランジュ』を見たのは三重の神社の境内だった。真ん中にでんとかまえたそいつは、木のくせに弁柄でお化粧したように艶めかしい朱色の肌をしていた。
「これはさ、別名バクチの木といって、なぜかというと定期的に脱皮するんだよ。ばくち打ちが負けて身ぐるみはがされてすってんてんになった様子になぞらえて、そんな名前がついたのさ」
案内してくれた人がそう言って皮がむけてツルツルになった幹を指さす。
「ほら、見てごらん。ここに樹皮をはぎ取った跡があるだろう? ばくち好きなやつが、お守りとして持っていくんだ」
見るとなるほど、幹に小さな四角い傷がついている。だけど、すってんてんになったお守りなんて持っていてどうするんだろう? 負けるのも嬉しいくらいギャンブル好きってこと? 気持ちが分からない……。
「実は他にもこの木をあがめてる人たちがいてね。誰だと思う? ……ストリッパーだよ」
これは分かる。脱いじゃうからね。でもいまどきストリッパーなんて職業、存在してるのかね? 思いながら赤い幹をつるっと撫でた。バクチの木が、「いやん」と言った……ということはなかった。でも帰りしな、石段の落ち葉で滑ってふわりと尻餅をついた。もしかして、からかわれたのかも。
「おさわりはダメよ」ってか? 
石段に手をついて、彼女を振りあおいだ。「また来るぜ」

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別の神社でしめ縄のかかった『杉』の大木を見たとき、根本近くの幹に小さな長方形の切り込みがあるのに気づいた。ノブこそないが、まわりが二重になっていてまるでドアの桟みたい。
「何だろうこれ。小人さんのお家かな? 」夫の返事はにべもない。
「小人はお前だろ。そんな小さい足してるから、しょっちゅうころぶんだよ」
古木だったので多分お手入れに関係あるのだろうと思うが、この話に結論はない。

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旅先で、とある方の家をお邪魔したとき、お庭に『黒柿』の木があった。黒柿は木の種類じゃなく、柿の木にタンニンがしみて、黒い模様ができるのだと教わった。
「黒柿は魔性の木だよ。切ってみるまでは中がどうなっているか分からない。だからすごい高値がつく、最高の孔雀杢を求めて、こんどこそと切っていく内に身代を潰すんだ」
見ると工房には体験用のコースターの材料がおいてあった。一組300円くらいだったと思う。その中になんと黒柿の材も混ざっていた。「なんでだか、みんな黒柿ばっかり使うんだよね」主人は首をかしげていた。
そりゃ、そうだろう。私だって、黒柿を選ぶ。でも、この家の主人は欲で身代を潰す心配はなさそうだな、と、少し安心した。

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それから、『藪椿』の林に行ったときのこと。みんなあまりにも大木で、ほとんど花が見えず、しかたないので落ちている花でお花見をしたこと。でも幹がクネクネしていてモダンアートの作品みたいで面白かったこと。他にも話したい木のことはいっぱいあるが、また長くなってしまった。しょうがないので、あとは次回につづく、ということにする。次回は最終回。
もう少しだけ、お付き合いいただければ幸いである。

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◆ようてい木育倶楽部/木育マイスター 斎藤 香里

しらかんばの「顔」 -  2019.03.18 Mon

「しらかんばずかん」3月号

木の枝とにらめっこしたこと ありますか?
よく見ると いろいろな木の枝でいろいろな顔に出会えます。
さる、ひつじ、アルパカ、ねこ、ピエロ、サンタクロース・・・
ひきしまった顔、ぼんやりした顔、とろんとした顔・・・
いろんな顔の いろんな表情

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しらかんばの枝にも よーくよーく見ると顔があります
目をこらして じーっと見ていたら あどけない顔と目が合いました。

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はい、虫めがねをもってしらかんばの顔に会いに出かけましょう。


◆帯広の森はぐくーむ/木育マイスター 日月 伸

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