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しらかんばの「点」 -  2019.01.17 Thu

「しらかんばずかん」1月号

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しらかんばの木材には、茶色い点や線の特徴的な模様があります。
これらは、かつて虫がとおった通り道。輪切りにすると点、縦に切ると線となって現れます。

しらかんばの木材は、身近なところではアイスクリームの棒や和菓子の楊枝、ヘラなどの材料として使われています。これらの製品でも、時々、茶色い模様が見られることがありますが、検品ではじかれるのか出会える確率はアイスの当たり棒よりもずっと低そうです。

もし見つけたら、それはそれでしらかんばが樹木として生きてきた証です。
(単なる模様ですので衛生的には問題ありませんよ)
当たり棒だと思って喜びましょう。


◆帯広の森はぐくーむ/木育マイスター 日月 伸

しらかんばの「へ」 -  2018.12.19 Wed

「しらかんばずかん」12月号

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しらかんばの樹皮はよく燃えるんだって
「へー」
しらかんばの枝は黒いんだって
「へー」
しらかんばの「へ」は幹と枝の境目なんだって
「へ?」

しらかんばには「へ」がいっぱいです。


◆帯広の森はぐくーむ/木育マイスター 日月 伸

しらかんばの「枝」 -  2018.11.15 Thu

「しらかんばずかん」11月号

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美白が自慢の「しらかんば」
でも、幼いときは「くろかんば」
一皮むけて「こげちゃかんば」
二皮、三皮、、、「ちゃかんば」
お色直しをくり返し ようやく美白の「しらかんば」
それでも枝は「くろかんば」


◆帯広の森はぐくーむ/木育マイスター 日月 伸

しらかんばの「黄葉」 -  2018.10.18 Thu

「しらかんばずかん」10月号

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秋、紅葉(黄葉)の季節です。
木々がどの部分の葉から色づくのか、考えたことがありますか?
答えはいろいろです。内側から色づくもの、外側から色づくもの、色づかず黒ずんで葉を落とす種類の木もあります。

しらかんばの色づきは、内側からです。紅葉(黄葉)とはいわば葉の老化現象ですが、しらかんばの場合、春一番に一斉に葉を開いた後で、枝をさらに先に伸ばし、そこに新しい葉を順々に開いていきます。つまり、枝の先端の方の葉ほど、まだ若いということなのです(詳しくはしらかんばずかん8月号「しらかんばの葉」を参照ください)。先に開いて早くに老化が訪れる内側の葉は早々に色づき、遅れて出てきた外側(先端)の若い葉は遅れて色づくというわけです。

内側の葉が色づき、遅れて先端の葉が色づいてくるころには、内側の葉は落葉してしまいます。その後、先端の葉も落葉し、しらかんばは今シーズンの店じまい。
長く、厳しい冬が、一歩一歩と近づいてきています。


◆帯広の森はぐくーむ/木育マイスター 日月 伸

しらかんばの「タネ」 -  2018.09.17 Mon

「しらかんばずかん」9月号

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わが子が巣立ってゆくとき、あなたはその子に道中に困らないだけの食糧を授けますか?それとも、遠くへはばたける翼を授けますか?
しらかんばが選んだのは後者です。しらかんばのタネは旅するタネです。親木から授かった「軽さ」と「翼」のおかげで、風に乗って遠く離れた新天地を求めて長い距離を飛んでいくことができるのです。

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軽さをもとめた代償は、親から持たされる養分の少なさです。クルミやドングリのように、たっぷりの栄養を持って親離れしてきたタネとは比べ物になりません。
小さなタネに含まれるわずかな養分を使って小さな小さな双葉を開くと、その後は早々から自活生活が始まります。これがしらかんばに授けられた宿命です。
しらかんばのどんな大木も、もとは一粒の小さなタネから芽生え、育ってきたものです。見上げるような大木と、小さなタネを見比べ、思いをはせてみてください。


◆帯広の森はぐくーむ/木育マイスター 日月 伸

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