topimage

道民森づくりの集い2018  -  2018.10.18 Thu

3003.jpg


9月30日(日)野幌森林公園で「道民森づくりの集い2018」が開催されました。
胆振東部地震や台風の影響も心配でしたが、北海道開拓の村の屋内と入口広場に「森のテント村」を設営し、森づくり活動の発表や製品の展示販売などが準備され、森林活用課長(濱田智子さん)の「北海道の元気と、北海道の森の素晴らしさを伝えたい」との力強い挨拶でオープンしました。

3004.jpg

木育ファミリーは実行委員として団体参加し、当日は会員5名(阿部、齊藤夫妻、下村、煙山)に、木育マイスター実地研修生4名が加わり、全員9名で分担してグリーンウッドワークと白樺細工のコーナーを運営。

3005.jpg

今年の来場者は例年より観光客が少なく、このイベントを目的にした友人や家族連れの方が、ゆっくり時間をかけて楽しんでいる様子が印象に残りました。

3006.jpg

体験メニューは、ノコギリと手回しドリルを使う「トントン・ハンマー」、生木を削って作る「小さな木の家」、「白樺のコロコロ・マスコット」の3種類。


3007.jpg

3008.jpg

3009.jpg

3010.jpg
木育マイスター研修生も活躍しました!


3011.jpg
大人にも、子どもにも、一番人気の「トントン・ハンマー」


3012.jpg
「小さな木の家」


3013.jpg
「白樺のコロコロ・マスコット」


3014.jpg
ツリーイング(木登り体験)


3015.jpg
棒まきパン


3016.jpg
キノコ展示

木育カフェ「白樺づくし」その3 -  2018.09.17 Mon

◾️自作のカップホルダーで味わう白樺樹液コーヒー(講師:煙山泰子 会員)

採取したばかりの樹皮で、ペーパーカップ用のホルダーを作りました。
これは次に「アイヌ式白樺の器」を作るため、樹皮を糸で縫いとめる練習も兼ねています。
まずは、型紙(幅6.5×26センチ)に合わせてハサミで樹皮を切ります。

3009 03

3009 04

クルッと筒状にしてキリで3個の穴を開け、縫い始めは右穴の外側から糸で2重にかがります。
次は内側から中央穴へ針を出し、左端も2重かがり、そして中央穴の外側で結び留めます。
糸は少し長めに残して、タグをつけることもできます。

3009 05

今回使った針と糸は、太い「毛糸用とじ針」と編み物用「コットン糸」

3009 06

30分程で「マイ・カップホルダー」の出来上がり。

3009 07

早速、甘い香りの白樺樹液コーヒーをいただきました。
みんな満足そうな表情です!

3009 08

3009 09

3009 10


◾️アイヌ式白樺の器(講師:煙山泰子 会員)
次は、樹皮を折り紙のように曲げて白樺の器を作りました。
材料は25センチ角ほどの昨年採った樹皮です。乾燥して硬くなっているので、お湯に浸けて柔らかくしてから加工しました。

3009 11

今回の「アイヌ式白樺の器」の詳しい作り方については、PDF(A4)にまとめましたので参考にしてください。

3009 12

こうして、全員が1時間半ほどで完成!
紐の色を変えたり、持ち手をつけたり、個性豊かなオリジナル作品になりました。

3009 13



◾️白樺クラフト展示

3009 14

これ全部「しらかば 」です!中央手前が、大きなアイヌ式の器

3009 15

ロシアや北欧の白樺樹皮クラフト(スリッパ、編みカゴ、なべ敷き)関連書籍

3009 16

北海道産シラカバ材の皿、笛、編みカゴ

木育カフェ「白樺づくし」その1 -  2018.08.14 Tue

◾️樹皮の採取と処理の方法(講師:斎藤文美、香里 会員)

学校の敷地内にあるシラカバの木を使わせてもらい、樹皮採取の体験を行いました。
作業自体はそれほどむずかしいものではなく、おとなの手伝いがあれば小さな子供たちにも容易にできます。

【採取時期】6月末から7月初旬(その年の天候や地域により前後します)

3008 01

【剥がし方】
① ナイフで小さな四角の傷をつけ、剥がしてみて、使える材かどうかを確かめる。
② 良ければナイフを使って剥がしやすい長さに、一気に縦の傷を入れる。
(傷は思い切って深く切り込む)

3008 02

③ 傷の始まりと終わりに垂直に短い切り込みを入れる。
④ 縦長の切り込みにナイフの刃を滑り込ませ、樹皮と形成層の間を分けるように剥がしていく。
(このとき、形成層側に白く樹皮がくっついてくるようなら、その樹皮は使えない)
うまく剝がれるときは、ナイフを入れただけでなんとなく開いていく。樹皮細工の表面になるのは剥がした皮の内側。

3008 03

3008 04

当日は連日の雨で採取できるか心配でした。幸い雨の切れ目で、足元は少々ぬかるんでいましたが、下草をきれいに刈っていただいていたので、問題はありませんでした。採取する木から、事前に採っておいたサンプルを見せながら、手順を一通り説明し、作業に入りました。数人のおとなと、子供たちが体験しました。

3008 05

3008 06

子供たちの場合、おとながナイフで切り込みを入れて少し切り目を開いたところで子供と交代しました。通常のように幹に手を廻してはがすには子供の腕はみじかいので、皮のはじっこをつかんでそのまま幹の周りをぐるっとひと回り、まわってはがしてもらいました。
その得意そうな様子があんまり可愛いので、おとなたちはすっかり笑顔になりました。皮がはがれきって幹から離れると、まわりから拍手がおこりました。

3008 07

3008 08

皮をはがすときのバリバリいう感触のおもしろさや、はがれた皮のきれいな金色、つるつるの幹に香る樹液のほのかな甘さ、ひんやりとした肌触りは、おとなも子供も、思いがけない体験だったようです。

【樹皮の処理】
3008 09

白樺樹皮は薄い皮が何層にも積み重なっているので、使用目的によって理想の厚さに剥ぎ落としていく。
うまく剥がれないところは、先の尖った薄刃のカッターナイフを差し込んで、皮を起すようにすると良い。
保存する時は、乾燥を防ぐため裏面に蜜蝋ワックスを擦り込み、平らになるよう重しを乗せておく。

3008 10

採取後、教室にもどって必要な道具の紹介と、樹皮の処理の仕方を実演しました。子供さんが採った樹皮をカップホルダーの材料にと、樹皮処理したお母さんもいました。
最後に、むかわ町さんには材料の木を提供いただき、ありがとうございました。採取できた皮は、厚さも色の白さも油分のまわり方も、申し分のない良材でした。

【蜜蝋ワックスの作り方】PDFは、こちら

3008 11

木育カフェ「白樺づくし」その2 -  2018.08.14 Tue

◾️オーナメント作り(講師:斎藤香里 会員)

3008 12

制作するオーナメントは北方の国の伝統的な飾り物です。折り方が簡単で使用する樹皮の量も少なくてすむので、体験に向いています。まだ早いですが、クリスマスツリーのかたすみに、飾るのも良いかと思います。

【樹皮テープの作り方】
3008 13

① カッター台に樹皮をのせ、傷や節を避けながら、薄刃のカッターと透明な物差しをつかって、必要な幅に切っていく。(樹皮はやや厚め) 
② 必要な長さに切りそろえたものを必要な本数作る。
写真のオーナメントの場合、長さ18㎝ × 幅1㎝のもの 8本         
 
【オーナメントの作り方】
①樹皮テープに蜜蝋ワックスを薄く塗ってなめした後、全てのテープを頭2㎝ずらして、外折にする。

3008 14

②4本のテープを取り、全てのテープを長い方を上にして、時計回りに風車状に組んでいく。最後の一は、最初のテープの輪の中に挟み込むようにして、格子の形に織り上げる。

3008 15

③ 中央にある4つの四角形を見て、折山の付いていない側から突き出ている長い方のテープを、四角のねもとに沿うように真っ直ぐに織り上げる。反時計回りに長い方のテープを全て織り上げ、最後の一本を最初のテープの折山に差し込む。(このとき、最後のテープの先を尖らせるように、斜め切りしておくと差し込みやすい)
④ 残りの4本も同じようにし、2つの十字型ができたら中央の4つの四角の終わりから計って4㎝のところで全てのテープを真っ直ぐに切り揃える。

3008 16

⑤ 外皮を上に向け、対角にある二本を内側にひねって糊付けし、ピンチで抑える。
全てのテープを同様に糊付けし、固まるのを待つ。(糊付けするとき、左右のテープのどちらが上になる
か決めておき、バラバラにならないように注意する)

3008 17

⑥ 糊が乾いたら、先ほど糊付けして作った輪の部分を背中合わせに糊付けして、ピンチでとめる。
固まったら、ピンチを外し、吊り下げる紐を通して完成。

3008 18

使用した樹皮は事前に別の場所で採取したものを使いました。道具は専用のものは避け、百均ショップで揃えられるものを代用したり、加工した物を主に用いました。

3008 19

樹皮テープを全員に配り、編み方をざっと説明してから制作に入りました。普段は5、6人がせいぜいで、一度にこんなにたくさんの人に教えたことがなかったので、説明が行き渡らなかったこともあったかと思います。
それでも皆さんにこにこと笑顔で製作され、完成品を手にされたようです。ありがとうございました。

H30木育ファミリー総会と木育カフェの報告 -  2018.07.18 Wed

6月30日(土)7月1日(日)、むかわ「木育の学校」にて平成30年度木育ファミリー総会と木育カフェが無事終了しました。今年は道南や道東より家族連れの参加もあり、和やかで充実の一泊二日となりました。開催に先立って日頃よりお世話になっている、むかわ町の渋谷副町長にご挨拶いただきスムーズに議事が進行しました。

3007_01.jpg

3007_02.jpg

総会後は会員の活動紹介です。まず全員に配布したのは、帯広の日月(たちもり)さんから届いた『しらかんばずかん』16ページの総会限定版。
メッセージとして「今回の木育カフェのテーマ「白樺づくし」魅力的な響きにわくわくしました。このテーマで、自分ならどんなことができるか?考えてみて考えてみて『しらかんばずかん』をつくることにしました。(中略)楽しい、総会&木育カフェになりますように。」との言葉が添えられています。

3007_03.jpg

次に、斎藤さんが考案した「葉っぱのお弁当箱」を体験。一見すると易しそうなパズルですが、やってみると奥深さに大人も子どもも没頭していました。

3007_04.jpg

3007_05.jpg

その後の木育カフェは、「白樺づくし」をテーマに樹皮の採取体験、加工、小物づくりを楽しみました。夕食交流会では樹液しゃぶしゃぶを堪能!そして、むかわ町の太田さんが仕込みを担当した「白樺トーチ」も美しく炎を上げて演出効果は大成功。夜の木育トークでは、岐阜県立森林文化アカデミー卒業生2名による研究発表と大人の木育懇談会で、時間を忘れて大いに盛り上がりました!
2日目は生憎の雨模様でしたが、白樺樹皮を使った小物づくりに時を楽しみました。いつもとは違う場所で一泊4食を共にして、木育にどっぷり浸かることができた二日間でした。
(木育カフェの各内容については、来月と再来月に分けて詳しく紹介する予定です。)

■木育ファミリー総会 10:30〜 
■活動紹介「こんな木育やってます」
  日月 伸 会員(帯広)『しらかんばずかん』
  斎藤 文美 会員(札幌)『葉っぱのお弁当箱』
■交流会  12:00 ~ 
  恒例「木育スリーコイン・バーベキュー」むかわ産の食材バーベキュー

交流会ではむかわ産の新鮮でおいしい食材BBQと「絶品!むかわ米の白おにぎり」堪能しました。

3007_06.jpg

3007_07.jpg

■木育カフェ「白樺づくし」前半 13:00 ~15:30
  白樺樹皮の採取(講師:斎藤文美、香里 会員)
  自作のカップホルダーで味わう白樺樹液コーヒー
  オーナメント作り(講師:斎藤香里 会員)
  白樺クラフト展示

3007_08.jpg

■夕食 18:00 ~ 
  「樹液しゃぶしゃぶ」+「白樺トーチ」の演出付

3007_09.jpg

■木育的大人の時間 20:30 ~ 
 「むかわ木育トーク〜森林文化アカデミー卒業生を囲んで」、その他・・・

3007_10.jpg

■木育カフェ「白樺づくし」後半  7月1日(日)9:00 ~15:00
  アイヌ式シラカバの器(講師:煙山泰子 会員)
  星の白樺ブローチ(講師:斎藤香里 会員)

3007_11.jpg

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

最新記事

カテゴリー

NEWS (3)
木育ファミリーの活動 (6)
あれも木育、これも木育 (2)
木育リレーエッセイ (6)
連載 (5)
広報活動 (1)
お問い合わせ (1)
未分類 (0)

リンク