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待ってました!体験イベント -  2021.12.14 Tue

もくいく育児日記47

11月3日の祝日、道民森づくりの集い2021が、初めてさとらんどで開催された。感染症対策のため、できることに制限はあるものの、それでも体験イベントが開催できること自体が久しぶりだった。
木育ファミリーとして出展すると決まった当初から、子どもたちが「行きたい!」と表明していた。近くなってくると「来週楽しみだね」「明後日楽しみだね」とカウントダウンをはじめ、事前に手に入れたチラシを見て「まずは、先着100名の木のサイコロをもらいに行こう」「木のハンマーは作りたいな」と事前準備に余念がない。こんなに木育イベントを楽しみにしてくれるなんて、とちょっと涙ぐましくさえなった。
当日の朝は雨模様だった。さとらんどの屋外公園施設を利用する人があまりいなければ、森づくりの集いに来てくれる人もそこまで増えないかなと、それでも10時半頃にはイベント会場に着いた。すると、思った以上の人の数。先着100名のサイコロはすでに無くなり、先着200名のスタンプラリーも、もうすぐ景品が無くなるという。後から聞いたには、10時のイベント開始時には行列ができていて、出展スタッフは昼食を食べる暇もなくお客さんに対応するほどの大盛況だったという。あぁ、体験イベントに飢えていたのはうちだけじゃなかったんだと思った。

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のこぎり体験

ここ2年、運動会は縮小、遠足や学習発表会は中止、息子の宿泊研修は延期になっており実施できるか不透明。楽しみにするはずの行事がどんどん中止されていくことを、子どもなりにしょうがないと納得しても、寂しくなかったわけはない。イベントの子どもの顔は、みんなちゃんと楽しそうだった。どうかこれからは、もうこれ以上は、子どもの楽しみが削られませんように。子どもが楽しみにしてくれるようなイベントを開催していけますように。



◆水産林務部森林計画課 根井三貴

「苫東・和みの森ジン」が生まれるまで -  2021.07.13 Tue

今年10月に苫小牧で開催される「第44回全国育樹祭」の開催を記念したジンが、7月7日お披露目しました。木育とお酒が結びつくなんて!木育が生まれた当初には誰も考えつかなかったことです。

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チラシPDF

今回の企画は、一年前の育樹祭プレイベントの際に「積丹スピリットで、木育のジンが作れたら楽しいね。大人の木育やりたいね!」という一言から始まりました。そこは2006年に北海道で木育を生み出し、それぞれの分野で活動を続けてきた木育推進プロジェクトのメンバーが集まっていました。そのつながりで自発的に役割分担が生まれ、行政との恊働により記念ジンが誕生しました。

●積丹スピリット https://shakotan-blue.jp

ジンはジュニパーベリー(西洋ネズ)の実を主体とするボタニカルで独特の香りをつけた蒸留酒で、オランダでは300年以上前から薬用酒として造られてきました。草根木皮(そうこんもくひ)と称される樹木や草花を原料アルコールに漬けて再蒸留するのですが、素材の組み合わせや蒸留方法によりそれぞれの個性が出ます。
そんなこだわりのジンが、10年ほど前よりクラフト・ジンとして注目されるようになってきています。
「ジンは森から生まれるお酒」という言葉がいつも私の中にありました。

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全国育樹祭は、継続して森を守り育てることの大切さを普及啓発するため、1977年から毎年秋に行われています。今年の育樹祭では、平成19年の全国植樹祭で上皇上皇后両陛下がお手植えされた樹木を皇族殿下にお手入れいただく行事などが行われます。
ジンのフレーバーとなったアカエゾマツやシラカバは、お手入れ行事が行われる「苫東・和みの森」で木育活動をしているみんなで、この春に採取して刻んだものです。子どもたちにとってはまだ関わりのないお酒の世界ですが・・・大人と一緒に楽しく森とのつながりや理解を深め、自然との共生による持続可能な社会へと向かう姿は、きっとよい経験となるでしょう。
割水には地元の樽前山麓に広がる森が時間をかけてろ過し、豊富なミネラルが与えられた苫小牧のおいしい水「とまチョップ水」を使っています。そんな森と水のつながりや恩恵を感じてもらえるように、イメージ写真には「樽前ガロー」を選びました。

北海道の春は、長い冬の眠りを抜けて一気にやってきます。
森の樹木もいっせいに目を覚まし、美しい新緑の時期を迎えます。木や森と共に生きる私たち道民にとっても心待ちにした季節の到来です。ジンをゆっくり味わって、じっくり新緑の森を感じてください。
「木とふれあい、木に学び、木と生きる」木育が、これからも多くの人に共感されその輪が広がって行くことを願っています。



◆KEM工房/木育ファミリー顧問 煙山泰子

むかわ木育の学校のこと -  2021.06.14 Mon

木育ファミリーの拠点である「むかわ木育の学校」。これまで多くの方々と交流を深めたこの学校ですが、コロナ禍の影響でここでの活動がすっかり途絶えてしまっています。コロナ禍の収束の姿は未だに見えてきませんが、活動再開に向けて準備していきたいものです。

私がこの学校と関わりを持ったのは、2012年の総会から。ちょうど木育ファミリーがグリーンウッドワーク(GWW)の活動を始めた時期と重なります。自分が木育に対してどのように取り組んでいこうか、糸鋸を使った木工を中心に活動していたものの木育とはちょっと違うかなと思っていた頃にこの学校でGWWと出会いました。そして、その年にGWWの用具の組み立ての手伝いをしたことをきっかけに、「北のグリーンウッドワーク・スキルアップ研修」への参加、また削り馬を使った各種イベントでの手伝い、さらには自作で削り馬を制作し出展しながら木育の普及にあたってきたところです。

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自作の削り馬

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ツリー作り

しかしながら、GWWを取り入れながら木育の普及にあたっている人はまだ多いとはいえず、木育マイスター育成研修でもGWWが講義の中に取組まれていますが、木育マイスターでも実践されている方は少ないと感じています。これは、自前の用具を持っていないことや材料が手に入れられないことなどが積極的な取組の妨げになっていると思われます。
これまでのイベント出展等で私自身が感じたことは、子どもたちが作るものに関係なく削り馬を使って木を削っている時の体験こそが木とのふれあいの入口ではないかと。この取り組みはもっと広げていかなければならないと。

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削り馬体験

私が「木育」のあり方を学んだ場所で、今度は皆さんに同じような気持ちになって欲しい、言わば恩返しをしていかなければならないと考えています。
今、むかわ木育の学校には、GWWを実践していただける道具が備わっており、使えなくなってしまっていたストーブも町のご好意で新しいものに替えていただき、年中この教室を利用することも可能になりました。

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足踏みロクロ

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木育ファミリー教室

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新しいストーブ

コロナ禍で先の見えない状況は続きそうですが、私としてはこの学校を拠点としてGWWを活用しながら、木育の普及のための勉強会などを開催しますので、是非ご参加ください。



◆木育ファミリー代表運営委員 齊藤 文美

花の名前 -  2021.01.19 Tue

根井さんのもくいく育児日記46

通勤が車ではなくなって、毎日保育園まで娘と並んで歩く時間ができた。そこでよく聞かれるのが「このお花の名前なんていうの?」
街路樹がトチノキとイチョウなのはわかる。職業柄、かろうじてわかる。ただ、その下にある花となると、チューリップとアジサイくらいはいいが、名前を知らない花がいっぱいだった。
娘が花に興味があるならと、今年お父さんが植物図鑑を買ってきた。

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すると「サツキかなー?アヤメかなー?」なんて適当にいってた花が、ジャーマンアイリスという花であることが分かった。アイリスがいなくなってから、ずんずん背を伸ばして「このお花と娘、どっちが大きい?」と背比べしていたのはタチアオイ。空き地にアカツメクサがびっしり生えた時には、取ってはちゅーちゅー蜜を吸っていたけれど、名前を覚える気はあまり無いようで、いつまでも「蜜の花」と呼んでいた。
でも娘が興味を示さなければ、改めて調べることをしなかったかもしれない花の名前。私とは違う興味を持つ子どもの存在が、まだまだ知らないことだらけの私に、ちょっとだけ勉強させてくれる。今はすっかり雪景色となったが、また来年、新しい花の名前を調べようか。



◆水産林務部森林計画課 根井三貴

オンコの実食べちゃいました -  2020.12.15 Tue

根井さんのもくいく育児日記45

保育園の先生から「今日じつは…」と報告を受ける時がある。「お外遊びの時間にトゲに触って、引っかき傷ができてしまいました。」「お友達とぶつかってタンコブを作ってしまいました。」そして「保育園がちゃんと見ていなければいけなかったのにすみません」と謝られる。怪我をしてくればどうしたのかなと思うし、心配でもあるけれど、幼児がわちゃわちゃと集団生活をしていたら、多少は怪我の一つもこさえてくるだろうと思っているので、先生に謝られると、保育園の先生も大変だなと思う。

20201210オンコの実350

とある日のお迎えで、「今日実は、公園のオンコの実を食べちゃったんです。大丈夫だとは思いますが、ご報告しておいた方がいいと思いまして。」そう聞いて、なるほど、保育園では決まった給食、決まったおやつのみを食べて帰ってくるはずなのに、お散歩でオンコの実をパクっとしちゃうこともイレギュラーなんだな、と気づかされた。当の娘は「ちゃんと種は出したよ」とケロリ。私も「うちでオンコの実は食べられるよと教えていました。大丈夫です。」と返した。
ふと考えてみると、逆の立場で木育プログラムの提供者として子どもたちに接する時、オンコの実を食べて、万が一調子が悪くなる子がいるかもしれない、怪我をする子がいるかもしれない。その可能性を理解しながら、子どもに森の恵み、楽しさを自由に楽しんでほしいというのは、ものすごくバランスが必要だ。最低限の見守り、でも何かあった時には助けてあげられること、色々なバランスを考えながら、体験プログラムは提供されています。 



水産林務部森林計画課 根井三貴

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