木育ランチ会の報告 - 2019.07.17 Wed
6月29日(土)むかわ木育の学校において、木育ファミリーによる地元むかわ町の皆さんへ「木育ランチ会」を実施しました。
これまで総会時の昼食にはむかわ町の皆さんに、おいしい地元食材のBBQを何から何まで用意していただいていました。しかし今年は木育ファミリーのメンバーで、むかわ町の皆さんに「サクラの花と山菜の木育ちらし寿司」と「キノコ汁」をご提供し、さらに昔懐かしい遊びも交えながらの交流を深める企画をしました。


木育ランチの支度は学校内で。お昼時に間に合うよう、朝から準備が始まりました。まずは穂別特産のお米を炊くところから。ちらし寿司の生命線でもあるお米が上手く炊けないことには始まりません。初めて使うガス釜で大量のお米を炊けるか不安でしたが、思わずにっこり。ご飯が炊けてちらし寿司の準備へと。一方ではキノコ汁の準備。こちらも大きな鍋で作ることは普段は行っていないので要領が掴みづらかったですが、こちらも何とか完成。
子どもたちにもお願いして、飾り用の笹を洗ったり、枝で作ったハンマーを使ってキュウリを軽く叩いて即席漬けを作ったり、お手伝いをしてもらいました。




もう一方の屋外では食事の支度が整うまで、木を使った懐かしい遊びを子どもからお年寄りまで体験していただきました。
「孫が2人いるから、2つ作らないと」
周囲のおじいさんに冷やかされながらも2つの枝ケンを制作するおばあさん。
木の幹を鋸で切り、木の輪切りの重心点を探しながらぶんぶんゴマを制作する子どもたち。初めて作るものに戸惑いを感じながらも、最後は遊べる道具に作り上げていました。
保護者に遊び方を教わったりしていましたが、基本的に子どもたちは遊び上手。楽しく遊んでくれました。




さて、食事の用意が整い、木育ランチのスタートです。どのくらいの人が来てくださるかは全然わかりませんでしたが、地元友愛クラブのお年寄りや親子連れ、役場関係者を含め多くの方にご参加いただきました。
むかわ町の皆さんへのほんのささやかなおもてなしでしたが、最後には「今度は私たちがお返ししますから」という言葉をいただき、親睦を深めることができました。




これまで総会時の昼食にはむかわ町の皆さんに、おいしい地元食材のBBQを何から何まで用意していただいていました。しかし今年は木育ファミリーのメンバーで、むかわ町の皆さんに「サクラの花と山菜の木育ちらし寿司」と「キノコ汁」をご提供し、さらに昔懐かしい遊びも交えながらの交流を深める企画をしました。


木育ランチの支度は学校内で。お昼時に間に合うよう、朝から準備が始まりました。まずは穂別特産のお米を炊くところから。ちらし寿司の生命線でもあるお米が上手く炊けないことには始まりません。初めて使うガス釜で大量のお米を炊けるか不安でしたが、思わずにっこり。ご飯が炊けてちらし寿司の準備へと。一方ではキノコ汁の準備。こちらも大きな鍋で作ることは普段は行っていないので要領が掴みづらかったですが、こちらも何とか完成。
子どもたちにもお願いして、飾り用の笹を洗ったり、枝で作ったハンマーを使ってキュウリを軽く叩いて即席漬けを作ったり、お手伝いをしてもらいました。




もう一方の屋外では食事の支度が整うまで、木を使った懐かしい遊びを子どもからお年寄りまで体験していただきました。
「孫が2人いるから、2つ作らないと」
周囲のおじいさんに冷やかされながらも2つの枝ケンを制作するおばあさん。
木の幹を鋸で切り、木の輪切りの重心点を探しながらぶんぶんゴマを制作する子どもたち。初めて作るものに戸惑いを感じながらも、最後は遊べる道具に作り上げていました。
保護者に遊び方を教わったりしていましたが、基本的に子どもたちは遊び上手。楽しく遊んでくれました。




さて、食事の用意が整い、木育ランチのスタートです。どのくらいの人が来てくださるかは全然わかりませんでしたが、地元友愛クラブのお年寄りや親子連れ、役場関係者を含め多くの方にご参加いただきました。
むかわ町の皆さんへのほんのささやかなおもてなしでしたが、最後には「今度は私たちがお返ししますから」という言葉をいただき、親睦を深めることができました。




2019年度木育ファミリー総会報告 - 2019.07.17 Wed
木育ランチ会終了後に、2019年度木育ファミリーの総会を開催しました。
開催に先立って木育ランチ会にもご参加いただいた齋藤穂別支所長からご挨拶をいただき、その後に昨年度の活動と会計報告を承認。今年度の活動計画と予算についても承認されました。
また、今年度は運営委員改選の年でもあることから、事前に意思表明をされた14名においても承認されました。さらに木育ファミリーの発足時から長年にわたり代表運営委員としてご尽力されてきた煙山泰子さんから、齊藤文美さんが新たな代表運営委員として選出されました。煙山さんには、今後も顧問として団体を支えていただくことになっています。



新たな運営体制となりますが、木育の原点を振り返りながら、これからも「居心地の良い場所」と質の良い木育体験を提供できるよう活動していきたいと思います。
本年度の運営体制は下記のとおりです。

2019年度木育ファミリー役員名簿(五十音順.敬称略)
〇運営委員(※印 代表運営委員)
阿部 博美(北海道水産林務部)
石谷 成規(共游の森)
大石 拓人(帯広の森・はぐくーむ)
熊尾 美香(北海道石狩振興局)
齊藤 香里(ようてい木育倶楽部)
※齊藤 文美(ようてい木育倶楽部)
酒井 なおみ(どさんこミュゼ株式会社)
佐々木 健人(北海道水産林務部)
日月 伸(帯広の森・はぐくーむ)
西川 栄明(ノンフィクション・ライター)
根井 三貴(北海道石狩振興局)
濱田 智子(北海道十勝総合振興局)
松田 麻子(苫小牧広域森林組合)
宮本 秀樹(株式会社流山)
〇事務局
阿部 博美、熊尾 美香、齊藤 香里、酒井 なおみ
〇監事
種市 利彦(北海道日高振興局)
〇顧問
煙山 泰子(KEM工房)
〇特別名誉会員(故人)
辻井 達一、堀尾 時司
■木育ファミリー会員数(2019年3月末)
個人会員 69名
賛助会員 3団体
開催に先立って木育ランチ会にもご参加いただいた齋藤穂別支所長からご挨拶をいただき、その後に昨年度の活動と会計報告を承認。今年度の活動計画と予算についても承認されました。
また、今年度は運営委員改選の年でもあることから、事前に意思表明をされた14名においても承認されました。さらに木育ファミリーの発足時から長年にわたり代表運営委員としてご尽力されてきた煙山泰子さんから、齊藤文美さんが新たな代表運営委員として選出されました。煙山さんには、今後も顧問として団体を支えていただくことになっています。



新たな運営体制となりますが、木育の原点を振り返りながら、これからも「居心地の良い場所」と質の良い木育体験を提供できるよう活動していきたいと思います。
本年度の運営体制は下記のとおりです。

2019年度木育ファミリー役員名簿(五十音順.敬称略)
〇運営委員(※印 代表運営委員)
阿部 博美(北海道水産林務部)
石谷 成規(共游の森)
大石 拓人(帯広の森・はぐくーむ)
熊尾 美香(北海道石狩振興局)
齊藤 香里(ようてい木育倶楽部)
※齊藤 文美(ようてい木育倶楽部)
酒井 なおみ(どさんこミュゼ株式会社)
佐々木 健人(北海道水産林務部)
日月 伸(帯広の森・はぐくーむ)
西川 栄明(ノンフィクション・ライター)
根井 三貴(北海道石狩振興局)
濱田 智子(北海道十勝総合振興局)
松田 麻子(苫小牧広域森林組合)
宮本 秀樹(株式会社流山)
〇事務局
阿部 博美、熊尾 美香、齊藤 香里、酒井 なおみ
〇監事
種市 利彦(北海道日高振興局)
〇顧問
煙山 泰子(KEM工房)
〇特別名誉会員(故人)
辻井 達一、堀尾 時司
■木育ファミリー会員数(2019年3月末)
個人会員 69名
賛助会員 3団体
しらかんばの「生き様」 - 2019.07.17 Wed
「しらかんばずかん」7月号
12回にわたって連載してきました「しらかんばずかん」、今回が最終号です。
「しらかんばずかん」は、これまで得られた知見や著者個人が見たもの、感じたものを、写真と文章にのせて著者の視点で表現した、しらかんばの他己紹介です。

極力、科学的な視点をベースとしつつ、科学っぽくない表現を心がけて紹介しました。モノいわぬしらかんばにしてみたら、不本意な紹介の仕方もあったかもしれませんが、そこはしらかんばのいろいろな面を知ってもらって、愛着をもってもらいたいという意図に免じて、容赦してもらいたいと思っています。
しらかんばの、個性や生き様を感じていただき、少しでも愛着を持っていただけたなら幸いです。
でも、しらかんばという木だけが特別に個性的だということではありません。ほかの樹木にもそれぞれに面白い個性がありますし、樹木に限らずほかの生き物にも、それぞれに生き様があります。
次は、「ナニずかん」をやるの?という、うれしいお声がけもいただきましたが、今のところは何のずかんもやる予定はありません。月イチで短文を載せる程度のつたない連載でも、締め切りに追われるというのは、結構大変ということを知りました。また、気が向いたら何かやるかもしれませんが。
一年間のお付き合いありがとうございました。
◆帯広の森はぐくーむ/木育マイスター 日月 伸
12回にわたって連載してきました「しらかんばずかん」、今回が最終号です。
「しらかんばずかん」は、これまで得られた知見や著者個人が見たもの、感じたものを、写真と文章にのせて著者の視点で表現した、しらかんばの他己紹介です。

極力、科学的な視点をベースとしつつ、科学っぽくない表現を心がけて紹介しました。モノいわぬしらかんばにしてみたら、不本意な紹介の仕方もあったかもしれませんが、そこはしらかんばのいろいろな面を知ってもらって、愛着をもってもらいたいという意図に免じて、容赦してもらいたいと思っています。
しらかんばの、個性や生き様を感じていただき、少しでも愛着を持っていただけたなら幸いです。
でも、しらかんばという木だけが特別に個性的だということではありません。ほかの樹木にもそれぞれに面白い個性がありますし、樹木に限らずほかの生き物にも、それぞれに生き様があります。
次は、「ナニずかん」をやるの?という、うれしいお声がけもいただきましたが、今のところは何のずかんもやる予定はありません。月イチで短文を載せる程度のつたない連載でも、締め切りに追われるというのは、結構大変ということを知りました。また、気が向いたら何かやるかもしれませんが。
一年間のお付き合いありがとうございました。
◆帯広の森はぐくーむ/木育マイスター 日月 伸