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「苫東・和みの森ジン」が生まれるまで -  2021.07.13 Tue

今年10月に苫小牧で開催される「第44回全国育樹祭」の開催を記念したジンが、7月7日お披露目しました。木育とお酒が結びつくなんて!木育が生まれた当初には誰も考えつかなかったことです。

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チラシPDF

今回の企画は、一年前の育樹祭プレイベントの際に「積丹スピリットで、木育のジンが作れたら楽しいね。大人の木育やりたいね!」という一言から始まりました。そこは2006年に北海道で木育を生み出し、それぞれの分野で活動を続けてきた木育推進プロジェクトのメンバーが集まっていました。そのつながりで自発的に役割分担が生まれ、行政との恊働により記念ジンが誕生しました。

●積丹スピリット https://shakotan-blue.jp

ジンはジュニパーベリー(西洋ネズ)の実を主体とするボタニカルで独特の香りをつけた蒸留酒で、オランダでは300年以上前から薬用酒として造られてきました。草根木皮(そうこんもくひ)と称される樹木や草花を原料アルコールに漬けて再蒸留するのですが、素材の組み合わせや蒸留方法によりそれぞれの個性が出ます。
そんなこだわりのジンが、10年ほど前よりクラフト・ジンとして注目されるようになってきています。
「ジンは森から生まれるお酒」という言葉がいつも私の中にありました。

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全国育樹祭は、継続して森を守り育てることの大切さを普及啓発するため、1977年から毎年秋に行われています。今年の育樹祭では、平成19年の全国植樹祭で上皇上皇后両陛下がお手植えされた樹木を皇族殿下にお手入れいただく行事などが行われます。
ジンのフレーバーとなったアカエゾマツやシラカバは、お手入れ行事が行われる「苫東・和みの森」で木育活動をしているみんなで、この春に採取して刻んだものです。子どもたちにとってはまだ関わりのないお酒の世界ですが・・・大人と一緒に楽しく森とのつながりや理解を深め、自然との共生による持続可能な社会へと向かう姿は、きっとよい経験となるでしょう。
割水には地元の樽前山麓に広がる森が時間をかけてろ過し、豊富なミネラルが与えられた苫小牧のおいしい水「とまチョップ水」を使っています。そんな森と水のつながりや恩恵を感じてもらえるように、イメージ写真には「樽前ガロー」を選びました。

北海道の春は、長い冬の眠りを抜けて一気にやってきます。
森の樹木もいっせいに目を覚まし、美しい新緑の時期を迎えます。木や森と共に生きる私たち道民にとっても心待ちにした季節の到来です。ジンをゆっくり味わって、じっくり新緑の森を感じてください。
「木とふれあい、木に学び、木と生きる」木育が、これからも多くの人に共感されその輪が広がって行くことを願っています。



◆KEM工房/木育ファミリー顧問 煙山泰子

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