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花言葉を信じるな。自分は何を感じるか。 -  2022.04.17 Sun

木育異端児の天声樹語(8)

20220401.jpg

先日京都に行きましたら
ちょうどシダレザクラが満開の時でした。
咲き誇る姿は、とてもキレイ!

そんなシダレザクラの
花言葉は

枝垂れた枝から
いっぱいに咲かせる姿は
「 優美 」であり

この姿は
年を重ねて、こうべを垂らし
より美しく振舞うような
「 円熟した美人 」に見え

うつむいているようにも
見える様子から
偽っているようだと
「 ごまかし 」

と、言われている。

ん~
……コレって
誰かの主観ですよね!?

想像力が豊かなのはわかりますが
それほど共感は出来ません。

わたしの
シダレザクラの印象は
「暖かい地域の春」
「滅多に見られない桜」

オホーツク管内で育ったために
キレイに枝垂れた姿のサクラなんて
見たことがありませんでした。

あるところには
あるのでしょうが
寒いし、積雪で折れるし
普通には見られません。

20220402.jpg

そもそも
花言葉の付けられ方を
大きく分けると
① 神話、伝説
② 効能
③ 色、形などの特徴
④ ①~③からの印象、連想。
誰かが
勝手に言いはじめて
勝手に広まったものが、花言葉です。

そうです!
決まりが無い、無法地帯状態。

神話や効能は
勉強になって面白いですが

④ なんて
個人、県民、国民によって
それぞれが違う印象を持って当然なのに。

とても違和感があります。

このようなことは
花言葉以外にもあります。

だれかの価値観を
疑問も感じずに受け入れている。

自分は
何を感じ、どう向き合うのか?

自分の感性や価値観を
大切にしてほしい。



◆木育マイスター デニーロ石谷

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