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木のアクセサリーを身近に -  2022.07.19 Tue

もくいく育児日記48

令和4年、今年3年ぶりにむかわ町に集まって、木育ファミリーの総会をしようと決まった時に、子どもたちにリクエストを取ってみた。
「木の工作で、自分たちが作りたいものを作れるとしたら何が作りたい?」
娘から返ってきた答えが木のアクセサリーだった。娘のイメージしていたものは、ビーズを使ったブレスレットやネックレスだったようだけど、私の頭に浮かんだのは別のイメージだった。「女子の髪ゴムってカラフルなプラスチック飾りが多いけど、木の製品が少ないな。愛読マンガには、ウッドキューブで二つしばりするキャラクターがいるんだけど。よし、マンガの髪ゴムを再現して自分で作ってみよう!」
ファミリーのメンバーに、子どもが作りたいもの、私が作りたいもののイメージを説明して、木のアクセサリー製作を採用してもらうことになった。

220704ウッドキューブ

まず、棒材をキューブ状にのこでカット。聞けば、台風で倒れたいつかの北大ポプラの残りだという。貴重な材をちょっとだけおすそ分けしてもらう。ハンドドリルで中央にゴム通しの穴をあけたあと、キューブの形を残しつつ、紙やすりで角を面取りしつつ、表面を磨いていく。気づけば、娘はさっさとネックレス作りに移動していて、ウッドキューブをピカピカに磨いてくれたのは、私のマンガ愛を理解している、同じくマンガ好きの息子の方だった。
出来栄えも満足がいったし、娘の二つしばりもかわいく仕上がったし、何より作りたいものをイメージして工作するのが、やっぱり楽しかった。
久々のむかわ町も、しばらく会えていなかった人たちに再開できて、はじめましての人たちとも会えて、外で食べたダッチオーブンの鶏と、ガレットと焼きマシュマロがおいしかった。原点回帰、楽しい、おいしいの共有を原動力としてこれからも。




◆水産林務部森林計画課 根井三貴

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