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木育の種、咲かせた花~プロローグ -  2023.01.15 Sun

木育は、平成16年度に行われた、北海道と民間との協働プロジェクトの中で生まれた言葉だ。当時、食育という言葉が認定されてきたところで、林業振興と教育の観点から、木育という言葉とともに、新しい取組を始めようとしていた。プロジェクト会議の第1回目、初めましてのメンバーが一堂に会し、最初に事務局から説明されたのは、このような趣旨だったと記憶している。
「木育は新しい言葉です。木育が行政だけの取組にならないように、概念も取組も、ここにいる皆さんで、一から作り上げ、成長させていってください。木育という言葉に、皆さんで魂を込めてください。」

 このプロジェクトの議論から、今の木育につながる色々な意見が出た。
「木や森を身近に感じられなくなっている子どもたちに、もっと木に触れてもらいたい」
「でも、子ども向けの取組だけで終わらせず、大人も巻き込める全世代を対象とした取組にしていこう!」(子どもをはじめとするすべての人に)
「すでに各地で展開されている多様な活動を、木育の名前のもとに集ってもらい、膨らませていこう」(あれも木育、これも木育)
「受容から能動へ、個から人と人、社会とのつながりへ発展させていこう」(木とふれあい、木に学び、木と生きる)
こんなイメージが共有され、言葉や概念が培われていった。

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当時のメンバーは、木育という新しい種から、どんな花が咲いたらいいだろう、どんな実をつけてくれたら面白いだろうという感覚で、様々なアイデアをぶつけ合っていた。
その中には、夢物語として埋もれていったアイデアもたくさんあるけれど、木育が生まれてもうすぐ20年が経とうとする今、アイデアが時間を経て実現したものもある。
このエッセイでは、時間、きっかけ、人とのつながりによって、叶えられた夢、結実した思いをテーマにしていきたいと思う。そして、思いが形になる実体験が、これからの木育の取組への希望になることを願っている。

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