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しらかんばの「葉」 -  2018.08.14 Tue

「しらかんばずかん」8月号

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しらかんばの葉はどれも同じように見えますが、実は2種類のタイプがあります。

春一番に一斉に開くのが「春葉(しゅんよう)」で、前の年から準備され、冬芽の中で越冬して芽吹いてきた葉です。
もう一つが、初夏から夏にかけて、次々に開いてくる「夏葉(かよう)」です。こちらは春葉のかせぎによってつくられる葉で、その年に伸びた枝につくられていきます。

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春葉(左)と夏葉(右)
前年から用意された春葉はち密なつくりで、その年に急いでつくられた夏葉はおおざっぱなつくり。そんな印象。
春葉は、樹冠全体に比較的まんべんなく着きますが、春葉が開いた後は、木のてっぺんや日当たりのよい「かせげる場所」ほど、新しい枝をより長く伸ばし、より多くの夏葉を開きます。なので、夏葉がどこにたくさんついているかを見ると、その木の成長戦略が見えてきます。

かせいだ分はため込むのではなく、太陽が当たる空間に新しい枝を伸ばして陣地を獲得し、そこに新しい葉をどんどん開いてさらにかせぐ。「貯蓄よりも投資」で、他の木よりも早く大きくなる!しらかんばが選んだ、いけいけどんどんの超積極的な生き方です。


◆帯広の森はぐくーむ/木育マイスター 日月 伸

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